社員インタビュー | 大成建設株式会社 障がい者 採用サイト

社員インタビュー

不安や疑問を伝えれば、
どうしたら働きやすくなるかを
一緒に考えてくれます。

2022年入社 管理本部
上下肢障がい

上下肢障がいの女性従業員

大成建設への志望動機と
入社理由を教えてください。

私は就職活動を進める中で、重視していたポイントが2つありました。1つ目が防災や減災などの自然災害の復旧に関わっている企業であること。2つ目が自分の中でこれだけは譲れないと思っていた企業選びの条件にすべて当てはまっていることです。

1つ目の理由は、私の障がいに全く関係なく、大学の授業を受けていたときに「これからの日本は自然災害が多発し、防災ではなく減災という考えが重要になる」と教わって、その言葉が心に残ったので復旧作業に携わっている企業に行きたいと思いました。

2つ目の理由は、私の障がいに関係しているのですが、車いすを置ける場所を確保できる環境であることや、電車での通勤が不安なくできる場所に会社があるかなどを、企業選びをする上で重視していました。この譲れない条件は、面接の質問のときに会社に伝えていたので面接後に社内を見学できたり、選考が進む中で不安が解消されたので良かったと思っています。

あとは、面接など社員の方とお話しする際に、過度に緊張せず私の考えを自分らしい言葉で伝えられたので、大成建設に入社したいなと思いました。

所属部署における仕事内容と役割は?

管理本部内の人事部に所属しており、その中でも障がい者採用だったり、出産・育児に関する支援などのいわゆるD&I(ダイバーシティー&インクルージョン)に関する仕事をしています。

私は1年目のとき、チーム内の経理業務を担当していました。
開催した研修の請求書が他社から送られてきたらシステムに入力して、きちんと代金が振り込まれるよう経理室に提出したり、チームの先輩方がシステムに入力した情報に間違いがないか確認を行っていました。
他にも研修を行う際の名簿をエクセルで作成したり、研修実施後のアンケートの集計を行っていました。

上下肢障がいの女性従業員はパソコンを使って仕事をしている

2年目の現在は、パワーポイントで研修資料を作成したり、会場の用意の段取りなどを行っています。

また、月初に育休のデータを集計して、各支店の担当者の方に連絡を送っています。お子様の生まれた社員の方から社内制度について質問が来た際は、育休についての説明をすることもあります。

また、電話対応も行っています。そのときは、メモが取りやすいように電話機からパソコンに転送させて電話を取っています。片手が不自由でも電話対応ができるので嬉しいです。

どんなサポートを受けていますか?

上下肢障がいの女性従業員は仕事をしている

電動車いすで通勤しているので、オフィスの入り口のドアを1つ、スライド式に変更していただきました。
入社前に会社見学をさせてもらいましたが、その際に私が車いすでドアの開閉に苦労している様子をみて、会社側からスライドドアへの変更を打診してくださいました。スライドドアだと自分で開閉できるため助かっています。

また、室内は車いすから降りて歩きたいという希望があったため、車いすを置いておく場所を確保していただいています。
他にも、部署内で席替えがあるときにも、必ずこの席で移動に問題がないか確認を一緒にしてくださいます。電話対応も左手に障がいがある分、メモが取りやすいようパソコンで電話が取れるように設定をしました。
必要な配慮を受けている分、仕事内容は他の人と変わらない内容を行っています。

就職活動中のみなさんへ
メッセージを!

就職活動を進めるうえで、この会社で私にできることがあるかな…という不安や、障がいへの配慮がちゃんとあるのかな?などの疑問があるかと思います。

実際私が就活していたときもとても不安でした。
ですが、その不安や疑問をぜひ大成建設の社員に伝えてください。どうすればいちばん働きやすいのか一緒に解決策を考えてくれます。

あとは、就職活動中は様々な会社の話や選考を受けてください。
きっとここまでの配慮は私には必要ない、ということや自分のやってみたいことが見えてきて、自分の考えの軸がはっきりすると思います。

私が学生のときに受けている会社は少なかったですが、それでも大成建設を自分から選んで入社すると決めたので、納得感を持って就職活動を終わらせることができました。

就職活動を頑張っている皆さんにも、色々な企業と比較したうえで納得感をもって大成建設に入社してもらいたいです。本社や支店など皆さんが活躍できる場所はたくさんあるので、是非お待ちしています。

笑顔で上下肢障がいの女性従業員は仕事をしている

私が学生のときに受けている会社は少なかったですが、それでも大成建設を自分から選んで入社すると決めたので、納得感を持って就職活動を終わらせることができました。
就職活動を頑張っている皆さんにも、色々な企業と比較したうえで納得感をもって大成建設に入社してもらいたいです。本社や支店など皆さんが活躍できる場所はたくさんあるので、ぜひお待ちしています。

上司からのメッセージ

現在は、部門のWebサイトの修正、育休取得促進に関する業務、フレックス勤務者の集計を始め、様々な業務にチャレンジしています。
2年目の社員とは思えないほど頼もしく感じています。

また、業務を行う環境面で困ったことが起きても、自身で対応できるときには責任をもって対応し、それが難しいと判断したときには、きちんと周囲の人に助けを求めることができるなど、高いコミュニケーション能力のおかげで、部署としても大変助かっています。

PCを使って仕事をしている男性 イラスト

1日の仕事

  • 08:30出社

    メールや社内からの連絡の確認。
    始業時間は8:45ですが少し余裕をもって出社しています。

  • 09:00業務スタート

    昨日の仕事の続きやデータ集計や資料作成を行います。

  • 12:00お昼休憩

    先輩方とお話したり、自席でお弁当を食べたりしています。

  • 13:00会議室で打ち合わせ

    先輩方と打ち合わせをしたり、社外の人と打ち合わせすることもあります。

  • 15:00業務

    午前中に行っていたデータ集計の続きをします。

  • 16:45業務

    先輩方や室長からの仕事の依頼が
    あったら、
    その都度着手します。

  • 17:30退勤

    できなかった仕事は次の日に続きができるよう、整理してから退勤します。

自分の気持ちを大切にできる
職場を見つけました。
人と話せるって、やっぱり
楽しいなって思います。

2022年入社 都市開発本部
聴覚障がい

聴覚障がいの女性従業員

大成建設への志望動機と
入社理由を教えてください。

“人とコミュニケーションが取れる仕事”は、私が就職活動で最も重視したポイントです。
就職活動当時はコロナ禍だったため、面接はオンラインが主流となり、テレワークを導入している会社も増えていました。
人と関わることが好きな私にとっては、テレワーク中心の職場よりも、対面でやり取りができる環境を求めて会社を選びました。

また、“モノづくり”の分野には以前から魅力を感じており、特に大成建設のキャッチコピー『地図に残る仕事。』には強く惹かれました。
難聴がある私にとって、成果が目に見える形で残るという点に大きな納得感がありました。
視覚的に成果を実感できる環境はとても心強く、働くイメージを具体的に描けたことが、志望の決め手となりました。

さらに、障がいへの理解がある企業姿勢にも安心感を覚えました。
入社までの期間に丁寧にヒアリングをしていただき、小さな不安をお伝えすると、すでに対応済みのシステムがあったり、未対応のバリアフリー環境を即座に整えてくださるなど、その行動力に驚かされました。
また、聴覚障がいのある先輩社員が多く在籍していることもあり、ここなら安心して働けると感じました。

所属部署における
仕事内容と役割は?

私は入社以来、都市開発本部の管理部門で経理業務を担当しています。
主に本部内の経費を管理しています。
日次業務では、伝票起票や経費精算の審査、問い合わせ対応を行い、月次業務では請求書の発行、帳簿の集計・確認、税務関連業務、年次業務では決算業務などを担当しています。

聴覚障がいの女性従業員は仕事をしている

また、法令や税制改正、社内ルールの変更があった際には、多忙な本部員の方々がスムーズかつ適切に精算処理を行えるよう、部内向けの周知資料を作成しています。

私が所属する都市開発本部は、再開発事業・PFI事業・プロパティマネジメントなどを手掛けており、スケールの大きい事業を扱うため、金額も大きく責任も伴いますが、それだけにやりがいのある仕事です。

休日に街を歩いていて、当本部が関わった再開発や建物を目にすると、経理事務として直接携わってはいないものの、嬉しい気持ちになります。
自分の仕事が間接的にでも社会に貢献していると感じられて、やりがいを実感します。

どんなサポートを受けていますか?

聴覚障がいの女性従業員は仕事をしている

電話対応については、聞き間違いや聞き取りが難しいため遠慮させていただいています。
日常のコミュニケーションは主にTeamsを活用しており、会議では会社が導入している音声文字化アプリ「UDトーク」を使用しています。
オンライン会議では文字起こし機能を利用し、聞き取りが難しい場面ではチャットで通じてやり取りをすることで、円滑なコミュニケーションを図っています。
また、周囲の方々も話す際に口元を見やすくしてくださったり、はっきりとした声で話してくださったり、聞き取りが難しい場合には筆談で対応してくださるなど、日常的な細やかな配慮にとても助けられています。
過度な配慮ではなく、合理的な配慮として支援いただいており、おかげさまで障がいの壁を感じることなく、安心して働ける環境が整っています。
人事部からも定期的な案内や支援があり、いつでも相談しやすい体制が整っていることも強く感じています。

就職活動中のみなさんへ
メッセージを!

私自身、聴覚障がいを抱えながら就職活動を経験しました。
耳が聞こえにくいことで不安を感じる場面もあり、自分にできることが限られているのではと悩んだこともあります。

でも、その過程で気づいたのは、弱みと思っていたことが、視点の広さや工夫する力につながるということです。
伝え方を工夫することや、相手の気持ちに寄り添う姿勢は、社会に出てからもきっと強みになります。

就職活動は、ときに孤独で大変に感じることもあるかもしれません。それでも、自分らしさを理解してくれる場所は、きっと見つかります。
どうか焦らず、自分の気持ちや想いを大切にして、納得できるまで進んでください。
みなさんと働ける日を楽しみに、心から応援しています。

笑顔で聴覚障がいの女性従業員

上司からのメッセージ

ご本人は、入社以来一貫して部門経理の担当者として販管費の予算管理や伝票・買掛金の審査業務に従事し、経理業務のスペシャリストとしてのキャリアを着実に歩んでいます。
現在では定常業務の隅々まで精通し、経理チームの実務リーダーポジションに立って同僚や後輩への先任者としての実務指導やスケジュール管理の取り仕切りをしてもらっており、上司として安定感と責任感のある仕事ぶりを大変心強く感じています。
業務に当たっては、予算の引き締め役として厳しい一面をしっかり見せる一方で、部内や社員からの依頼相談ごとに対しては一つひとつ丁寧に向き合って臨機応変の判断をするなど、周囲からの信頼も非常に篤い存在です。
今後は、プロジェクト側の経理業務に携わり更なる知見を積む予定であり、業務領域が益々広がることとなりますが、社内の風土改革ワーキンググループに参加して企画提案に取り組まれるなどマルチな才能を発揮されている彼女の今後の活躍に、上司として目が離せません!

PCを使って仕事をしている男性 イラスト

1日の仕事

  • 08:45出社

    業務開始の15分ほど前には出社し、少し気持ちに余裕を持って1日をスタートしています。

  • 10:30打ち合わせ

    経理チーム内で、本部の予算進捗や情報共有、相談事項などについて話し合う時間があります。
    チームで連携しながら業務を進めています。

  • 12:00お昼休憩

    同期と楽しくおしゃべりしながらお弁当を食べたり、近くのお店でランチを楽しんだりしています。リフレッシュできる大切な時間です。

  • 13:00午後の業務スタート

    メールや社内からの連絡を確認し、午前からの業務を引き続き進めます。

  • 14:00ミーティング

    総務チームや人事チームと情報共有を行い、業務状況の確認や連携を図っています。

  • 15:00業務

    伝票の審査、資料作成、部内や他本部からの問い合わせ対応など、日々の業務を丁寧に進めています。

  • 17:30退勤

    急ぎの業務がなければ定時で退勤し、プライベートの時間も大切にしています。

聴覚障がい者の
コミュニケーションでは、
音声文字化アプリ以上に
お互いに歩み寄る心が
大切と実感。

2000年入社 設計本部
聴覚障がい

聴覚障がいの男性従業員

大成建設への志望動機と
入社理由を教えてください。

自分の家を、よりお洒落に、快適に過ごしたいという想いから建築に興味をもち、短大の建築工学科に進学しました。

卒業研究テーマを考えていく中で、教授から与えられた研究課題に取り組むだけでは、敷かれたレールの上を歩く様で、やりがいや魅力を感じることができず悩んでいました。
そこで、ハンディキャップのある聴覚障がい者でも、自分が取り組みたいことを研究するべく教授と学長に相談しました。
その結果、スペインでの研究活動を許可され、サグラダ・ファミリア等で著名なアントニ・ガウディのデザインと構造を研究できました。

研究を行っている時から、将来は、多くの人に印象を与えられる建物の設計を日本で手掛けたいとの夢を抱き、就職先を建設会社に絞り込みました。当社を選択する決め手となったことには2つあります。
1つ目は当社のキャッチコピー「地図に残る仕事。」に共感したことです。
2つ目は、会社の姿勢として、我々障がいを持つ人たちへの理解・支援を感じられたことです。

私は、就職氷河期世代でしたが、絶対に入社すると強い気持ちで面接に臨んだ結果、その思いが伝わり内定を勝ち取ることができました。

所属部署における
仕事内容と役割は?

私が現在所属する設計本部建築設計第六部は、産業施設、医薬品施設、食品施設、物流施設、産業廃棄物処理施設の設計業務を担当する部署です。

私の担当業務内容は設計内容の検証です。
また、建築設計第六部のJC(ジョブキャプテン)としてプロジェクト毎の設計図書の整合性確認と進捗状況管理を主に担当しています。

タブレットを操作する男性従業員

設計内容の検証では、設計図書の発行される前の段階でのチェックを行い不整合・不具合等を見つけ、是正するためのゲラを作成します。
早期に不整合等をみつけることで手戻り作業が減少し、業務時間の短縮や業務の効率化につながる役割を担っています。

建築設計第六部では、常時多数のプロジェクトが進行しているため、JC(ジョブキャプテン)として各プロジェクトの図面整合性を確認し、進捗状況がスケジュール通りに進んでいるか管理し、必要によりフォローを行っています。

また、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)を用いて重ね図チェックを行ったり、2D図面に対しては自身で重ね図を作図し、不整合チェックを行います。
必要によっては、海外の協力事業者へ作図等の業務委託の発注をすることも担当しています。

どんなサポートを受けていますか?

仕事をする男性従業員

会社よりiPadを貸与され、会社で許可されている音声を文字化するための「UDトーク」等のアプリをインストールして業務で使用しています。
「UDトーク」は会社が法人向けプランに加入している為、セキュリティ管理面や使用する時間の制限等の問題をクリアし、長時間利用でも安心してプロジェクト会議等に参加できています。

また、会社から貸与されている「ロジャーマイク」と会社貸与iPadをBluetooth接続し、UDトーク等の音声文字化アプリを使用した大人数での調整会議や部内チェック会議に活用しています。

オンライン会議では、Teamsアプリの文字起こし機能を利用しています。なお、対面やオンライン会議で私が発言する際はチャットで発信しています。
さらには、新しい聴覚障がい者向けの音声文字化ツールのトライアル機会の提供も受けています。

就職活動中のみなさんへ
メッセージを!

聴覚障がいがあると、コミュニケーションに対する不安があるため、うまくスキルが発揮できず、自分に自信が持てない等の不安に陥ることがあると思います。筆談しかなかった時代の私が、まさにそうでした。
現在は、音声認識や文字起こしなど目に見える形で情報を得ることができるので、聴覚障がい者も実力を発揮し自信をもって働けると思っています。
しかしながら、音声文字化の際の誤変換や読み取れない等の課題もありますので、まだまだ100%完璧ではありませんが、これらの不足部分は、周囲の方とお互いに歩み寄ることが重要と考えております。

世間では建設DXが進んでおり、クラウドからAIに至るまでデジタル技術を活用できる機会が増えています。デジタルツインを活用したイノベーションを想定しながら、幅広く学んでいきたいと思っております。
当社は、失敗を恐れずに仕事のチャレンジをさせてくれますし、仕事の達成感といった喜びや苦労・責任感などを経験できるので、入社したあかつきには、是非自ら仕事に挑戦して、達成した時の感動や自分の成長を味わって欲しいと思います。また、当社は、働く人に配慮してくれる会社です。
私は、仕事の他に家族そしてラグビーに挑戦しながら仕事とプライベートの両方を諦めることなく働いています。

運動する男性従業員

上司からのメッセージ

現在は、ジョブキャプテンとして複数のプロジェクトの設計作業のスケジュール管理、設計図書の品質確保、整合性確保といった、建物の品質を守るための重要な業務を担当してもらっています。
図面のチェックには信頼がおけ、設計担当者との会議でも、的確な指摘をしてもらっています。
また、三次元モデルの活用など、新しいツールの利用にも積極的に挑戦してもらい大変頼りになる存在です。今後は、ますます重要な役割を担ってもらえることを期待しています。
設計は専門用語が多く、一般的な文字音声化では対応が難しい面もあると思いますが、責任感をもって真摯に対応してもらっています。
プライベートではラグビーで国際的に活躍している選手でもあり、仕事もプライベートも全面的に応援したいと思っています。

PCを使って仕事をしている男性 イラスト

1日の仕事

  • 08:45

    メールチェックを行い、質疑等があれば回答を送ります。
    PJ基本情報にて、スケジュールの確認を行います。

  • 10:00

    図面整合チェックや、指摘ゲラの作成を行います。
    状況によっては、調整会議もあります。

  • 12:00

    気分転換を重ねて、外食します。
    アスリートとして、食事内容に意識しています。

  • 13:00

    図面整合チェックや、指摘ゲラ作成を行います。
    質疑等があれば、メールやTeamsで対応します。
    状況によっては、調整会議もあります。

  • 15:30

    ラグビーシーズン時期には、間食します。

  • 17:30

    PJ基本情報にて、スケジュールを確認し、帰宅します。

必要な配慮を受けていますが、
その分責任感をもって
日々の業務に励んでいます。

2021年入社 管理本部
精神障がい

精神障がいの男性従業員

大成建設への志望動機と
入社理由を教えてください。

大成建設を知るきっかけとなったのは、趣味で世界の地理を勉強していたときにボスポラス海峡をテレビで見たことでした。
トルコ経済の柱であるボスポラス海峡の交通インフラに日本の技術が使われている…。
率直に言ってこれほどのすごいことはないなと思い調べて、大成建設という社名にたどり着いたのが始まりでした。

多様性を重んじられ、地域社会に貢献して、その土地に住む人々の暮らしを支えて、それに誇りを感じられるような環境をもっている会社へ貢献できることを志望していましたが、大成建設はまさに理想の風土だと思い、入社を決意しました。

所属部署における
仕事内容と役割は?

2021年に入社して現在は、社員の健康を推進する部署に配属されています。

具体的な業務内容は、肉体的な健康面だけでなく、社員の心のケアをサポートすることも所属部署の所管です。
その中で、私は、主に伝票処理や集計などの事務的な補助業務を担当しております。

PC作業をする男性従業員

毎日、健診にいらっしゃる社員の健診結果データを管理したり、看護師の方々の必要な備品を購入し、購入先からの請求書を処理しています。

障がいの関係上、業務では対人コミュニケーションをなるべく減らしてもらいチャットでの連絡にしてもらうことや、電話対応が難しいため電話対応業務を控えているなどの配慮や制限がありますが、その分責任感を持って日々業務に励んでおります。

どんなサポートを受けていますか?

PC作業をする男性従業員

私は、コミュニケーション障がいを持ち、人との会話がうまく弾まず、人からの視線が気になります。
そのため、障がいへの配慮としてオフィスデスクに、モニターと紙面を貼った透明パーテーションを備え付けております。
ですので、今ではそうした視線をほとんど感じることなく毎日の業務に満足に取り組むことができています。
もちろん全く人と接しないということではなく、時には、会社の人と話すことやTeamsなどのチャットツールでコミュニケーションを必要とする場面もありますが、現在、人との接し方も変わって少しずつ会話に自信が持てるようになりました。

私が4年目に入っても現在の仕事を続けられるのはこうした配慮のおかげです。
障がいの配慮を受けるにあたって、私が大切にしていることは、『最低限配慮が必要な事項は、しっかり周囲に伝える』ということです。
そのうえで会社側としっかり話し合って、必要なサポートを受けさせていただくことが重要だと思います。

就職活動中のみなさんへ
メッセージを!

怖がらずに自信をもって自分の意思を伝えてほしいです。
配慮してもらえないのではないかという不安がよぎると思いますが、そんなことはありません。皆さんのお気持ちをしっかり取り入れてくれますので、安心して話してください。
私が一番伝えたいこととしては、大成建設ではそれぞれの障がい、その人の個性に合わせて配慮してもらえるので、怖がらずに応募してほしいと思います。会社側の意見も理解したうえで、自身の障がいについてよく把握している方は自信をもって大成建設に臨むべきだと思います。

笑顔の男性従業員

上司からのメッセージ

彼には主に事務用消耗品の購入・購入先からの請求書処理を含めた経理業務、健康診断の結果データ管理等を担当してもらっています。
また、定型業務以外にも新入社員用のメンタル研修資料の作成にもチャレンジしています。

私は、彼が配属になる前に本人と話し合いをする場を設けました。
そこで本人が期待していること、得意とする分野、苦手とする分野を聴いたうえで、室員にも情報を共有して準備をすることができましたので、受入環境はスムーズだったと思います。
また、「コミュニケーション障がい」といいますが、これは本人の個性と捉えていますので、普通に接しさせてもらっています。
若人の会社人生はこれからです。2025年度で5年目社員になりますので、更に成長の階段を昇って、楽しく仕事をしてもらいたいと思っています。

PCを使って仕事をしている男性 イラスト

1日の仕事

  • 08:25

    余裕も持って定時の20分前には出社します。

  • 10:00

    経理業務を行います。
    毎月の取引先からの伝票を、専用システムを用いて管理・入力をしています。
    取り扱う伝票には請求書のほかに、買掛金や入金伝票などがあり、それぞれに合わせた処理を行います。

  • 12:00

    お昼休憩をとります。

  • 13:00

    健診結果の集計を行います。
    健康管理センターでは、本社に勤める社員に本社健診を勧めるだけでなく、外部の医療機関での受診も推奨しています。
    午後の時間は本社社員から届く人間ドックの健診結果の集計を行います。

  • 16:00

    健康診断が未受診の社員に、いつ受診するかの連絡を行います。

  • 16:45

    開催時期に応じて、会議の設営・予防接種の受付業務などを行います。

  • 17:30

    退勤します。